なんかわからないけど、あの人、なんか苦手。
あの人の言動が気になるけど、見ないようにしている。
この気持ちは何を表しているのでしょうか?
誰にでも、苦手な人や気になる人がいますよね?
なぜ、その人のことが苦手なのでしょう?
なぜ、その人のことが気になるのでしょう?
その人のことを意識すればするほど、
気になって仕方なくなる。
気にしたくないのに、フッと頭に浮かんできてしまう。
正直言うと、嫌悪感すら覚える。
いつも頭の片隅にその人が居座っていて、
何かにつけて、姿を現してくる。
まさに、「目の上のたんこぶ」。
いつも視界に入っていて、
取ってしまいたいのに、取り去ることができない。。。
モヤりますね(笑)
私にもなかなか取れない
「目の上のたんこぶ」があります。
2つも!
その2つのたんこぶは
同じ種類のこぶで、
左右の目の上に1つずつ。
目を開ければ
必ず視野に覆いかぶさるように
私の視界を遮ります。
この2つを「こぶこぶシスターズ」と呼ぶことにします。
「こぶこぶシスターズ」は
実際にも仲良しな二人の陽気なお姉さんたち。
私が所属する勉強会に
すい星のごとく現れ、
みんなの注目を一気にかっさらい、
一躍人気者になったお二人。
- 同業者
- 活動エリアが同じ
- 得意分野が同じ
- ターゲット層が同じ
- 明るいキャラ
- 人望が厚い
全部被っているかどうかは別として、
これらの共通ポイントに
勝手に胸騒ぎがしている自分。
まるで、商売敵のようで、
自分のお客さんをとられてしまうのでは?
とか、
仲の良いお友だちをとられてしまうのでは?
という焦りを創り出し、
「あの人たちは私の大事な人たちを奪う存在」
と、勝手に敵認定。
誰もいないリングで
仮想敵と戦っている私(笑)
こうやって俯瞰してみると、
滑稽な自分に笑えてきます。
脳は、
「気に入らない!気にしないようにしよう!」
とすればするほど、
逆にその情報を集めてきてくれます(笑)
だから、どんどん仮想敵を強化して
戦いがいのある敵に育ててしまいます。
常に敵がいる状態であると脳が認識すると、
体の防御反応として、
「逃げるか・闘うか」の選択を迫るホルモンが分泌されます。
そして、そのホルモンの作用で
イライラしたり、怒りっぽくなったり。
仮想敵に対して、
イライラしたり、攻撃的な言葉が出てきたりするのです。
(これは生理反応なので、性格云々ではないのですね)
この不健全な状況をどう打開するか?
心理学的な手法を用いれば、
意外とシンプルに解決できます。
私の気になる「こぶこぶシスターズ」は
私よりも早くコーチングを学ばれ、
今、大きく飛躍されようとしています。
共通点があって、
自分もやりたいと思っていることを
すでにやっているお二人。
「先を越された!」
と思うと、苦々しい気持ちになりますが、
本当のところは、私も
「そうなりたい」
と思っているのです。。。!!!
なんだ、そんなこと!??
自分がやりたいことや、
簡単にはできないことを、
いともたやすくやってのけているように見えているだけで、
今まさに滑走路に立つお二人は、
私よりも早く離陸の準備を始め
飛び立つ力を蓄えてきたのです。
そこに目を向けず、
「そんなにサラっとやってしまうなんて、感じ悪い」
とは、ひがみもいいところ(笑)
自分が叶わない相手は
はるか先を走っていて、
そもそも視界に入らない。
自分よりも少し先を行く人が気になるのは、
視界に入っているから。
「こぶこぶシスターズ」を勝手にライバルだと思って
イヤだな、と感じていたけれど、
実は「こぶこぶシスターズ」が
少し先の自分の未来を見せてくれている、
そんな見方もできるのです。
そんな内観をしていたら、
仲間の一人から衝撃的な一言が。
「なんか、まんまちゃんのこと、イヤだった」
なんてタイムリー!
これって、実は誉め言葉✨
私を、「半歩先行く人」だと
思ってくれている人がいるってこと。
自分がそんな風に見えていることは意外でしたが、
私も誰かの「こぶこぶシスターズ」になれたんだと
ちょっと嬉しくなりました☺
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